競馬予想AI -Mamba-

過去の膨大なデータから予測

競馬予想AI

MambaはドワンゴのAIエンジニアが開発した競馬を予測するAIです。競走馬や騎手、厩舎などの成績はもちろん、血統やオッズの変化など、およそ1500個の特徴量を用い、過去の膨大なレースを学習しました。

3/17からルール変更しました

馬券購入と寄付のルールについて変更しました。
全レースを対象とする事で、予測できるレースを増やし、無駄なレースの購入を控えて勝負レースのみを購入する事で回収率のUPを目指します。また寄付金額も1日収支から1ヶ月収支計算へ変更し、月単位での収支プラス分を、皆さまからの募金と併せて寄付いたします。さらに、馬券購入の予算の考え方も、「募金の累計額」となるよう変更し、その月で使える金額は「前月までの累計募金額」とします。
皆さまからの募金額が増えれば増えるだけ、毎月の運用資金が増えるようにする変更です。

グラフ4

2017年3月〜6月のシミュレーション

2017年の、本企画と同じ3月から6月までの実際のシミュレーション結果です。グラフの赤い部分が、積み増せた金額になります。仮に100万円を毎月の運用資金としたとき、3月と5月は月間収支のプラスを達成し、約30万円寄付を積み増すことが出来ました。

企画期間中の回収率100%超えを目指すため、Mambaは多くのレースで勝負を控えます。しかし、常に当日開催される全てのレースに目を配り、発走時刻30分前の時点で、勝負ができるほど期待値が大きいと判断すれば、ときに10万円以上の大きな払い戻しを狙いにいくこともあります。
このシミュレーションでは、3月の勝負レースの回数が50回、そのうち的中回数が6回でした。4月は99回勝負して9回的中、5月は65回勝負して8回、6月は49回勝負して4回でした。Mambaが"勝負馬券"を何度射抜けるかが、本企画の大きな見どころのひとつになると思います。
勝負馬券の去年1年間のシミュレーションでは、回収率100%を超えています。しかし、本企画の対象レース数はシミュレーションよりも少ないので、確率の偏りによる収支のブレは避けられません。

1万回のシミュレーション

グラフ5

2017年の中央競馬の全レースから、企画期間の対象レース数とほぼ等しい1000レースを無作為にサンプリングしたシミュレーションを一万回行いました。
そのうち、全体で収支がプラスになったものが約6500回、マイナスになったものが約3500回ありました。最も良かったシミュレーションは+5,566,890円、最も悪かったシミュレーションは-2,546,170円、最も平均的だった(収支が中央値だった)シミュレーションは+542,900円でした。
全く同じモデルであっても、これだけ収支の差が出ることになるので、この企画は当然、運も大切な要素になります。それでも、1%でも勝つ確率の高いAIにするために、これからもアップデートを続けて参りますので、皆さまの募金をどうぞよろしくお願いいたします。

ルール変更前のシミュレーション
(3/10〜3/11)

MambaはドワンゴのAIエンジニアが開発した競馬を予測するAIです。競走馬や騎手、厩舎などの成績はもちろん、血統やオッズの変化など、およそ1500個の特徴量を用い、過去の膨大なレースを学習しました。
本企画のルールでは、1日ごとに収支を計算します。1日の勝ち分は寄付に回し、負け分はドワンゴの自腹になります。たとえば、1日目に千円勝ち、2日目に千円負けの場合と、1日目に1万円勝ち、2日目に1万円負けでは、どちらも2日間の回収率は100%ですが、後者の方がより多く寄付できることになります。
したがって、リスクを少し大きく取り、1日の収支の分散が大きくなるようなチューニングを施しました。

シミュレーション

グラフ1

中山競馬場 2017年3月4日のシミュレーション

2017年3月4日、中山競馬場の全12レースを予算5万円で運用した結果はこのようになりました。4レース、5レースと12レースの3つが的中しましたが、全体では思うように成績が伸びず、終了時点で19,150円負けてしまいました。この負けた金額はドワンゴが負担いたします。

グラフ2

中山競馬場 2017年3月5日のシミュレーション

翌3月5日の結果は1レース、2レース、7レース、9レース、11レースの5つが的中しました。特に9レースと11レースで大きな払い戻しをゲットし、最終的に26,250円勝つことが出来ました。この収益は皆さんから頂いた寄付と一緒に寄付いたします。

調子が良い時期にどれだけ増やせるか。

レースごとの的中率はおよそ20%ですが、1日(12レース)を通じて1回も当たらない日もあれば、半分以上当たる日もあります。皆さんからの寄付が減ることはありませんので、調子の良い日にどれだけ寄付を増やせるかが見どころになると思います。

グラフ3

複数の買い方ロジックを検討し、東京競馬場と中山競馬場の全レースを対象に1年間のシミュレーションした結果、最終的に収支がプラスだったものとマイナスだったものがありました。本番では最も成績の良かったものを投入する予定ですが、いずれのシミュレーションでも調子に波があります。本企画はこのシミュレーションよりも更に短い4ヶ月間の予定なので、全体で回収率が100%を超えるには、運も大切な要素になると思います。
少しでも勝つ確率が高いAIにするために、これからもアップデートを続けて行きますのでみなさんの寄付をどうぞよろしくお願いします。